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命の繋がり〜母の誕生日に思うこと〜

母が82歳になりました。​

63歳で心不全で倒れ​

「今夜が峠です」​

と病院で言われ​、家族で覚悟しながら

一晩過ごした時からもう19年。​

その後奇跡的に復活し​、

長い闘病生活を乗り越え​

次に迎えた大腸癌も​

母は病を受け入れ、生き方を変え、​

回復していき。。。​

 

今は根強い生活習慣病を抱えながらも​

毎日母なりに気楽に過ごしてくれています。​

母の生い立ちはなかなかに複雑で。。。​

わたしは幼い頃から

よくその話を聞いていました。​

祖母は女手ひとつで、

母含む4人の子どもを育てようとしつつ​も

若くして亡くなっていたので​

早くから両親がいない状態の

母の苦労話を聞くたびに​

「わたしは恵まれているんだなぁ〜」​

と、よく思っていたものです。​

甘え下手で​

受け取り下手な母。​

「嬉しい」などの表現が下手なので​、

誕生日のお祝いのプレゼントをあげても​

あまり反応がありません。​

「プレゼント気に入らなかったのかな?」​

と思っていると​

後から何度も見ていたりする。。。​

母の微妙な反応を見て​

「あ、嬉しいって思ってくれてるのかも」​

と、私も嬉しくなる。​

母のおかげで​

あまり表情に出ていなくても​

言葉で喜びを表現していなくても​

人は喜んでいることもある

というのを知りました 笑​

母の強みは​、

辛抱強く​

我慢強く​

根気があること​

そして、それらは​

どうやらわたしにも受け継がれています。​

母から受け継いだこのスキルは​

自分が苦しむために使うのではなく​

自分のやりたいことを実現するため​

好きなことを形にするため​

大切なものを守るため​

に使っていこうと思います。​

今​

私が様々なことにチャレンジして​

毎日を大切に思いながら過ごせているのは​

 

母がいろんなことを乗り越えながら​

私をこの世に誕生させてくれたから。。。​

そして​

その母をこの世に誕生させてくれた​

祖母がいたから。。​

どこまでも続く​

いのちの繋がりを想像すると​、

 

気が遠くなるほどのたくさんの​

ご先祖様たちの存在があります。​

 

その繋がりに思いを馳せることで

「わたしのいのちは自分だけのものじゃない」​

と思い出すことができる。​

自分の「いのち」を​

もっと大切にしていこうと思える。​

どんなことがあっても​

全てを糧にして​

 

「いのち」を大切に​

毎日小さな幸せを見つけつつ​

 

毎日何かしらチャレンジし続け​

喜びながら生きていく。​

それがわたしをこの世に誕生させてくれた​

母への1番の親孝行だと思うから。。​

母が驚くほど​

いろんなことにチャレンジして​

 

「生まれてきてよかった!」​

と母に感謝を伝え続けていこうと思います。​

母が生まれてきてくれたことに​

心からの感謝を込めて。。

 

 

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